これまで、陰陽学説、気、血、水の分類、食材の四性五味
五臓の働き等、基礎理論に触れてまいりました。
今回から、基礎理論をもとにみる体質分類へと進んでまいりたいと思います。

第一回目は、気血水の気が不足した状態です。
この状態を、『気虚』ききょ といい
後天の気を作り出す、脾臓が弱いことから気虚になることが多いため
『脾虚』ひきょ とも言います。

特徴は、比較的色白で瘦せ型が多く、脾と関係が深い
胃腸が弱いため、食欲不振や下痢気味、声が小さい、息切れ、めまい
全身のだるさを感じやすく、非常に疲れやすい、汗が出やすい、
気の働きが弱まっていますので、防衛力が弱く、
そのため風邪を引きやすく感染症にも弱い
体内の熱が不足がち、むくみや青あざができやすといった特徴があります。

このような証に当てはまる方、一時的に感じた時などに
摂りたい食材として以下のものをお勧めいたします。

ジャガイモ、サツマイモ、山芋◎、かぼちゃ
赤米、稗、粟、きび
アスパラガス、枝豆、あさつき、
鰻、鰯、鮪、鶏肉
甘酒、アボガド、桃
※山芋は特に良い!

【注意したいこと】
・冷たいもの、脂こいものは控える。
・温熱性のものを摂るようにする。
・夜更かしは避ける。
・血を作りにくくなるので、レバーやプルーンなども取り入れる。

思い悩む性質に傾く傾向があるので、日頃から
気を補うことで気持ちも強くなりますよ!

 

Human Spleen Anatomy

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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hiromi先生のワンポイント薬膳「5月」~腎臓について~
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国際中医薬膳管理師 桑原祐美
薬膳のプロフェッショナル「国際中医薬膳管理師」の資格を活かし、コミュニケア24の薬膳監修を始め、薬膳料理教室「花凛」の主宰、北京中医薬大学日本校の登録機関として活動されています。教室には口コミにて千葉・東京・埼玉などから生徒が集まり、料理を教えるだけでなく、薬膳アドバイザーや中医薬膳指導員を多く育てています。
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