寒さで体が強ばる時期、体の中から解すのには血行が第一です。
今回ご紹介する「紅花」は漢方でも婦人薬として名高く、血の流れを改善する効果があります。
冷え性はもとより月経不順、月経痛、更年期障害の改善などに使用されています。
サフランライスで有名な「サフラン」と「紅花」は同じ花だと思われている方、意外に多いのですが、実は違う種類の花なのです。
サフランはアヤメ科の植物で、おしべの部分を料理に使いますが、紅花はキク科の植物で花びらの部分を料理に使います。
サフラン
紅花
紅花は「紅花ご飯」として2月の薬膳御膳にてご提供いたします。
2月の薬膳御膳は「体の中から温め、血行を良くし固くなりがちな体をほぐしましょう!」をテーマに血行を良くし、血を増やす薬膳食材を使ったメニューとなっております。
寒さで体が強ばる時期にぜひお召し上がりください。
※メニューは食材の仕入れの関係で変更となる場合もございます。
国際中医薬膳師 桑原祐美
コミュニケア24の薬膳監修を始め、薬膳のプロフェッショナル「国際中医薬膳師」の資格を活かし、薬膳料理教室「花凛」を始め、北京中医薬大学日本校の登録機関として活動されています。
教室は口コミにて千葉・東京・埼玉などから生徒が集まり、料理だけでなく薬膳アドバイザーや中医薬膳指導員を多く育てています。