暑い夏がやってきました、暑い夏に負けないためにも
体内バランスを整えることが大切になります。
身体を構成する基本的物質の気、血、水
今回は最後の「水」について触れて参りたいと思います。
水は、津液ともいい
津=サラサラした体液
液=ネバネバした液体
汗、涙、尿、リンパ液等、血液以外の体内すべての水分の事。
働きは、
①五臓六腑の臓器を潤す。
②皮膚、粘膜を潤す。
③関節をなめらかにする。
④汗や尿の生成。
この四つの働きが順調だと、体内の陰陽バランスも良い状態ですが、
バランスを崩すと、以下のような体質として症状をあらわします。
①水滞=体内の水分の滞りにより、むくみ、怠さ、食欲不振、頭痛
②湿熱=余分な水と熱が結びついてドロドロした状態で、皮膚の化膿や炎症が起こりやすく、吐き気等
③津液不足=体液が不足することで、唇や皮膚、髪の乾燥、声がれ、目のくぼみ、便秘、不眠、手足のほてり等
それぞれに、不足した場合、多すぎる場合で症状に特徴があります。
この小さなサインに気をつけてみてください。
そうすることで、自分の体質が見えてきます。