第四回 陽虚(ようきょ)

今回は熱の量が不足した状態の『陽虚』のお話です。
陽虚とは、陰陽の陽が不足している状態を言い、
これから寒くなり冷えとの戦いになりますが、季節的な冷え性と違い
生まれつき体内の熱量が不足している体質のことを指します。

見た目の特徴は、痩せ型、色白、髪が細く薄い、背中が猫背がち
骨や歯がもろく、足腰の怠さや痛みを感じることもある
その他、耳鳴りや目眩といった異常もみられ
当然、尿量や回数が多く、尿の色は薄い、皮膚は柔らかめ

摂り入れていただきたい食材は
シナモン、人参、カボチャ、玄米、羊肉、唐辛子、黒豆、黒ゴマ、ニラ、くるみ、海老
血を補う食材も合わせて摂り入れると良いです。

日常の生活で気をつける点は
冷たい食材は体内を冷やすだけではなく、熱も奪うので
少ない熱を奪われないためにも、冷たく感じるものは口にしない
まとまった睡眠時間を取るように心がける
一年を通して、首や足首を冷やさないような服装に気をつけましょう。
腹巻などもとても良いですね。

冷えは免疫力とも関係が深いので
時間をかけて体質改善を目指しましょう。

Thermographic image of front of the whole body of a woman with photo showing different temperatures in range of colors from blue showing cold to red showing hot which can indicate joint inflammation.

 

 

 

 

 

 

 

 

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hiromi先生のワンポイント薬膳「10月」~体質分類について~
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国際中医薬膳管理師 桑原祐美
薬膳のプロフェッショナル「国際中医薬膳管理師」の資格を活かし、コミュニケア24の薬膳監修を始め、薬膳料理教室「花凛」の主宰、北京中医薬大学日本校の登録機関として活動されています。教室には口コミにて千葉・東京・埼玉などから生徒が集まり、料理を教えるだけでなく、薬膳アドバイザーや中医薬膳指導員を多く育てています。
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